配列についての重要な点は以下になります。
- 配列変数を宣言して new 演算子を利用することで配列を作成できます。
- 配列変数を使って要素を代入できます。
- 配列の添え字は 0 から始まり、最大番号は「要素数 – 1」となります。
- { }を使って配列を初期化することができます。
- 配列変数間で代入すると複数の配列変数が同じ配列を参照することになります。
- 「.length」を付けて配列の⾧さを調べることができます。
- 多次元配列という多段階構造の配列を利用できます。
それでは、プログラミングの基本となる配列について解説していきます。
配列
配列とは
配列とは、「複数個の値をまとめて保存できる変数」のようなものです。
【図7-1 変数と配列の構造の違い】
変数も「値を保存する」という点では配列と同じです。しかし、変数は「1個の値のみ」を保存できるのに対して、配列は「複数個の値」を保存できます。
配列は複数個の値を扱うプログラムで利用します。たとえば、プログラム中でたくさんの値を使用したい場合、それらの値を個別に変数に保存する必要がありますが、各変数の管理が煩雑となってソースコードの可読性が低下します。そのような場合に配列を使用することで、複数の値をまとめて保存することができます。すると、管理すべき変数は1個となり、変数の管理が行いやすくなります。
【図7-2 変数と配列における複数の値の保持】
重要:配列とは、複数個の値をまとめて保存できる変数のようなものです。配列を利用することで複数の値の管理がしやすくなります。
配列の準備
配列の準備
要素の呼び出し
配列に値を代入
配列の初期化
配列変数間での代入
配列の長さ
多次元配列
多次元配列の準備
多次元配列の要素の呼び出し
多次元配列の初期化
多次元配列の長さ
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