僕が一番長く携わった言語であるC#言語についてまとめていこうと思います。
ここで書いていく内容はC#の始まりやフレームワーク、特徴、メリットなど幅広くご紹介できたらと思います。
C#とはどんな言語？
「C#」とは、Microsoft から公開されたオブジェクト指向型のプログラミング言語です。
「C#」は、「.NET Framework」「.NET Core」の環境上で動作します。
「.NET Framework」や「.NET Core」上で動作するアプリケーションは、「.NET アプリケーション」と呼ばれます。
C#の名前の由来
「C#」という名前は、「C++(しーぷらすぷらす)」というプログラミング言語に由来します。
「C++」は、1970 年代から広く利用されている C 言語を機能拡張したプログラミング言語です。
「C++」は、世界で初めてオブジェクト指向の考え方を取り入れた言語として有名です。
「C#」は、「C++」をさらに機能拡張したオブジェクト指向型言語として開発されました。その意味を込めて、「C++」の後ろにさらに「++」を足したものをプログラミング言語の名前として採用す
ることになりました。
このとき、4 つの「+」を組み合わせると「#」の形に見えることから、「C#」と名付けられました。
.NETについて
「.NET」とは、Microsoft 社が開発したアプリケーションが必要とする機能をまとめた部品群と環境のことです。
特定の機能を持った部品群のことをフレームワークと呼んでいます。
フレームワークは、Web アプリケーション開発用、データベースプログラミング用や、特定の機能を実現するための枠組みです。
C#の特徴
その1.オブジェクト指向言語
「C++」「Java」といった言語同様、「独立性、再利用性、拡張性を実現するためのプログラミング言語」です。
イメージとして部品ごとに作成し、その部品をいろんなところでも利用すれば、部品が必要なところ全部に同じ記述をせずに使いまわせるし、変更したいときにすべての部品修正せずにすむ！ってことです。
これが、独立性、再利用性、拡張性ってことです。文字ではなかなか伝えにくいですね・・・
その2.VisualStudioを使用できる
VisualStudioはIDE（Integrated Development Environment：統合開発環境）です。
VisualStudioは僕がしるなかでも使いやすいUIをしていますし、自動でプログラムを補完してくれる機能も非常に優秀です。
基本このVisualStudioを使って開発していきますので、上記のような内容を常に使うことが可能です。
その3.GUIアプリが簡単に作成できる
VisualStudioを使うことで、GUIアプリケーションを簡単に作成することができます。
画面の作成もボタンなどをドラッグアンドドロップするだけで、配置できるので直感的な作成が可能となっています。
C#のメリット
その1.ライブラリが豊富
マイクロソフトによって作成されたプログラム群が用意されています。
これを使うことによって、だれでも簡単にやりたいことが実現することが可能です。
やはり歴史も長く、生き残っている言語は情報量がちがいますね！
その2.開発環境がVisualStudio
開発環境としてVisual Studioが提供されていることです。
すでに同じようなことを上で書いていますが、Visual Studioは非常に優れた自動補完機能により、生産性を向上させる機能を備えています。
通常、C#はVisual Studioと一緒にインストールされるので、通常はVisual Studio上で開発することになります。
また、VisualStudioCommunityという無料で使用できるIDEも存在するので、プログラムミング学習としても最適だと思いますし、IDEの導入も他の言語とくらべて非常に簡単です。
その3.言語としての機能が豊富
プログラミング言語として長い歴史を持つC#は、言語としての機能が豊富に備わっています。
特にバージョン3.0から導入されたデータを扱うためのLINQや、関数の簡略記法であるラムダ式は、冗長な記述を減らすことで生産性向上が見込めます。
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